「きじゅつしのぼうし」の製作を極める

裁縫で作れる「きじゅつしのぼうし」は、原価が約4000G+針代で★3は11000Gくらいで売れ、★2でも4000G以上の値がバザーでついているのでほぼノーリスクでお金が稼げる現在のDQ10における優良商材です。

レシピとその仕入先

  • かがやきそう×6
    • オーグリードでも売っているけれど、業者産のものが多いためレンダーシアかエルトナで購入。1個だいたい100G程度
  • サバンナの水×2
    • バザーだと高いのでジュレットの裁縫ギルドにある素材屋で購入。1個140G
  • サンドフルーツ×1
    • これもオーグリードだと業者産のものばかりなので、エルトナで購入。レンダーシアはツボ錬金で使うためか少々お高め
  • あまつゆのいと×3
    • ジュレットの裁縫ギルドか、家のそばの素材屋で購入

裁縫仕様

初期耐久値

- 90 -
105 135 120

(虹布)

ぬいパワー遷移

普通最強普通弱い普通強い最強弱い普通弱い→(以下繰り返し)

縫い方

裁縫の頭装備は基本的に耐久値からプラスマイナス2までが大成功の範囲なので、出来る限り会心のてごたえを出して0に寄せていきたところです。そのため、裁縫針は会心率が高い★3のものを使って意識して会心を狙っていきます。現時点での裁縫カンストのLv40では超針★3(45000G程度)だとちょっとオーバースペックで、プラチナ針でも十分な大成功率なので私はプラチナ針★3(15000G程度)を使用しています。
会心を狙うためにもちろん狙い縫いを使うのですが、それだけではなく虹布の特性である「消費集中力1.5倍で会心率アップ」のターンを最大限に活かすのが大成功を多数作成するコツだと思います。

実践

初手の「普通」は、逆たすきぬいで上段と下段右。(累計消費集中力7)

- 75 -
105 135 105

会心ターンで水平縫いする下段の耐久値を平均化するように縫っていきます。


2手目の「最強」は精神統一(累計消費集中力14)


3手目の「最強」は下段に水平ぬい(累計消費集中力24)

- 75 -
75 105 75


4手目の「最強」は中列に滝登り(累計消費集中力32)

- 45 -
75 75 75

これで下段の耐久値が平均化できます。


5手目は消費集中力半減ターン、ぬいパワー「最強」が持続しているので、ここで消費集中力の高い狙い縫いを上段に(累計消費集中力40)

- 0? -
75 75 75

6手目~8手目の「普通」「弱い」「普通」は3手とも下段に水平ぬいで、9手目の会心ターンの「強い」で下段を水平ぬいするための準備をしておきます。
耐久値がたくさん残っているのに「弱い」で水平ぬいをするのはちょっともったいないかもしれませんが、これが会心ターンで威力を発揮します。

普通水平ぬい(累計消費集中力50)

- 0? -
60 60 60


弱い水平ぬい(累計消費集中力60)

- 0? -
52 52 52


普通水平ぬい(累計消費集中力70)

- 0? -
37 37 37


9手目の「強い」は消費集中力2倍で会心率アップターン、ここで下段に水平ぬいです。
会心のてごたえは本来発揮される縫い威力の2倍の耐久値を下げ、かつ耐久値が0未満になる場合は0で止まる、という効果があります。「強い」は18~27の範囲で耐久値を下げられるため、耐久値が37残っている箇所で会心が発生すると最悪でも18の2倍の36、多くの場合は37下げて0に止まります。7手目の「弱い」で縫っていない場合は耐久値が45残ってしまうため、ここで会心が出たところで23以上が出ていないとピッタリ0で止まらないのです。つまり、7手目の「弱い」は9手目の会心ターンで会心が発生した時にピッタリ0で止めやすくするための布石、ということになります。

- 0? -
0? 0? 0?


10手目の「最強」は、上段の狙い縫いと下段の会心ターン水平縫いで会心がでなかった箇所への「かげんぬい」が主となります。


9手目の会心ターンの水平ぬいをヨコぬいにして、余った箇所に次の「最強」で狙い縫いするのも有りだと思います。(消費集中力が3増えます)


残りの「弱い」「普通」「弱い」のターンで最後の微調整を行います。
ほとんど縫う箇所が残っていない場合は最初の「弱い」のところで精神統一をすると、精神統一の2手目で消費半減ターンが来るのでここで狙い縫いを入れやすいです。ぬいパワー「普通」を活かしたい場合は後の「弱い」のところが消費半減ターンとなるので、精神統一すると良いでしょう。



もちろん毎回同じ数字で耐久値を減らせるわけではありませんし、出てほしくない時に出てくる野良会心で数値が揃わなくなってやりづらくなることもあるでしょう。
きじゅつし装備はピラミッド用のレンジャーやスパスタ装備として非常に多くの需要があり、また失敗品の★2でも初級錬金を2つ付ければ結晶化可能数が7となり、装備できる職業も多いため錬金職人→結晶職人の回転も非常に早いです。
数値をメモしながら1個約2分、60分で30個のうち半分の15個で7000Gの儲けを出せれば、なんと時給105000G! 実際はバザーでなかなか売れなかったり素材を回収する手間もあるのでその通りの数字にはなりませんが、きじゅつし職人は今非常に儲かる稼ぎと言って良いのではないかと思いますね。


私の家のモーモンバザーでもきじゅつしのぼうしのストックは出来る限り置いておこうと思うので、欲しい方がいたらぜひとも買いにきてくださいね。10500Gくらいで出品していますが、時期によって変動するかもしれません。