キャロットクラブ募集馬見学ツアー名物海鮮丼 2016年版
今年も海鮮丼の季節がやってきたようです。ご確認ください。
海鮮丼
みんな大好き海鮮丼 pic.twitter.com/oHcAy6mi5f
— わんこっこ (@UeweU_____r) September 1, 2016
本日の海鮮丼です。よろしくお願い申し上げます。 pic.twitter.com/edYtwU3Cij
— こひP (@kohi_k2) 2016年9月2日
日帰りの海鮮丼です。ご確認ください #日帰りキャロ https://t.co/hEBybSSIEn
— ちけぞう@繁忙期おじさん (@wticketd) 2016年9月2日
本日の海鮮丼でございます pic.twitter.com/8S3qTrgfwz
— さくら (@sakura027138) 2016年9月2日
金曜の海鮮丼です。ご査収ください。 pic.twitter.com/IfwbORNpEk
— saboten_no_hana (@saboten_no_hana) 2016年9月2日
キャロットツアー、本日の海鮮丼! pic.twitter.com/DO6h6xoCDO
— チュカイ (@Seiunsky_Chunyi) 2016年9月2日
今日の海鮮丼。 pic.twitter.com/DTtuAhAuqg
— ひでおっさん (@ovalshape) 2016年9月2日
海鮮丼……?
出遅れた
— あらい たくや(すのびっしゅ) (@snobbish_tky) 2016年9月3日
海鮮丼 2016です
ご査収ください https://t.co/NzWFdI0aYP
海鮮丼の時間。 pic.twitter.com/m1zm2m9qZi
— Kø−Mei ≒ 常眠くん (@ykomei) 2016年9月3日
お昼は海鮮丼でした pic.twitter.com/lPkGJDCQpI
— ツッコミやまちゃん (@yamayama0222) 2016年9月3日
これが海鮮丼だ! https://t.co/lB9p8ou9kg
— Helios@一口沼&最近は黒ウィズ民 (@t_helios) 2016年9月3日
キャロ会員各位
— あれぐれった (@campariouji) 2016年9月3日
海鮮丼です。ご確認ください。 pic.twitter.com/IsdkOjCnkM
海鮮丼ではないもの
海鮮丼 (@ 麺屋 いまむら 台東清洲橋通り店 in 台東区, 東京都) https://t.co/6C74ca7ShF pic.twitter.com/noUl53byK2
— すぺっきお@ペルソナ5はいいぞbot (@horsaholics) September 1, 2016
海鮮丼です。 pic.twitter.com/MWGNidn0w4
— 環 (@p_lost) September 1, 2016
海鮮丼です。 pic.twitter.com/of07HQOVsr
— karasi_gj (@karasi_gj) 2016年9月3日
— ありえんぬ・ぐろーりぃ (@ariennu) 2016年9月3日
海鮮丼 pic.twitter.com/7dgGg9YXGh
— ちろる (@CHIRorUcyo) 2016年9月3日
独自海鮮丼 pic.twitter.com/iXskYdg2V9
— ひろ (@speedysilk) 2016年9月2日
海鮮丼 pic.twitter.com/9bPYi2z8Z2
— 夢は大きくクラシック制覇! (@hamu7224) 2016年9月2日
「妹さえいればいい。」4巻感想&劇中アイテム紹介
まずはネタバレ有り感想から
まずは、何と言っても新キャラの蚕ちゃん。頭の大きなリボンと黒髪ロングの「いわゆるオタク受けする」見た目で出てきて、しかしその実際はというと、パンツリボンに「変態仮面」とぶっ飛んだ設定なのは良いんだけれど、どうも字面のスペックばかり並べ立てられている感じがして感情移入できない。正直キャラクターとしてはイマイチな子が入ってきちゃったなぁと少し気を落としているんだけれど、その「なんかイマイチなキャラ」にカニ公とみゃーさんが剥かれていくシーンの筆致がパワフルすぎて、逆に足の指先まで血行が良くなるのを感じるくらいエキサイト。うむむ、三国山蚕、侮れん。
今作はボーナストラックが入っている関係上か、ほぼ話は進まず。カニ公、千尋、みゃーとそれぞれ見せ場がありつつ、あとはのほほんとゲームやったり、ゲームやったり、お酒飲んだり。誰かと誰かの関係性が大きく変わるというようなイベントはなしで、三国山蚕登場にページは割かれていた感じ。次巻に期待。
劇中アイテム紹介
今作は後半が架空のゲームで、しかもメインの三国山蚕関連シーンではアイテムが出て来ないため少なめ。お酒を飲んでるシーンもほとんどない(ラノベとしてどうなのその評)。平坂読先生の経費が心配です(作品に使われてないビールも経費で落ちそう)。
ベルギービールなど
グーデンカロルス・キュヴェ・ヴァン・ド・ケイゼル・レッド
P19、伊月の「妹のすべて。」のアニメ化を祝う会にて2巻に引き続き登場。作中でも春斗のアニメ1話上映会の際に飲まれたもの、との説明の通り。今後これが死亡フラグのように扱われてしまわないか心配ではある。
http://www.belgianbeer.co.jp/lineup/detail_118.htm(Amazon取り扱いなし)
ホップの上品な苦みと柑橘類を思わせる爽やかな甘さが共存し、10%という高いアルコール度数をまるで感じさせない飲み心地でありながら、下の上で転がせば多数のハーブとスパイスの織りなす複雑な味わいもたっぷり感じられる。
(2巻P228より)
人気のグーデンカロルスのヴィンテージボトル2011
ヘット・アンケル醸造所の琥珀色の限定品。アルコール度数が10度長良その度数を感じさせないほのかな甘みとスパイシーさが漂うスペシャルエールです。
成田酒店 - グーデン・カロルス キュベ・ヴァン・ド・ケイゼル・レッド
ルートビア
P20、アニメ化祝賀会にてカニ公が飲んでいる。1巻の沖縄旅行3日目の夕食でカニ公が5杯おかわりしてお腹を壊して飛行機に乗り遅れそうになってしまって以来、カニ公のお気に入り。
- 出版社/メーカー: その他輸入業者
- メディア: その他
- 購入: 2人 クリック: 13回
- この商品を含むブログ (1件) を見る
ビールブロム
P147、春斗が「絶界の聖霊騎士」のアニメ最終話を見終わった後にカッコつけて飲むお酒。わかる、1人で黄昏カッコつけながら強~いお酒飲みたい。分類はスピリッツ扱い。
- 出版社/メーカー: デ・モール
- メディア:
- この商品を含むブログを見る
ヒューガルデン・ホワイト
P197、TRPGセッション終了後のお疲れ様会で開けられた、ここに来て満を持しての登場の、ベルギービールの代名詞的存在がヒューガルデン・ホワイト。どれくらい有名かというと、Wikipediaに項目があるくらい。
作中にもある通り、スーパーとかでも結構置いてあるのでベルギービールを試してみたい方はぜひぜひ。
- 出版社/メーカー: アサヒビール
- 発売日: 2014/04/08
- メディア: 食品&飲料
- この商品を含むブログ (1件) を見る
- 出版社/メーカー: アサヒビール
- 発売日: 2016/01/19
- メディア: 食品&飲料
- この商品を含むブログを見る
せっかくなので買って飲んでみた。
スッキリ飲みやすく、爽やかな味わいなので夏の昼下がりにピッタリという感じ。
「ぼーなすとらっく」にてカニ公とみゃーが遊んでいたボードゲーム
名前しか出て来ないし過去作で既に登場しているものは再掲。いずれも2人用の名作、とのこと。
アグリコラ
- 出版社/メーカー: ホビージャパン
- 発売日: 2012/12/01
- メディア: おもちゃ&ホビー
- 購入: 1人 クリック: 2回
- この商品を含むブログ (2件) を見る
プレイヤーは農民となり、自分の運営する牧場の設備を充実させ、動物を増やしていく。計8ラウンドの間に牧場をより豊かにしたプレイヤーの勝利となる。
(1巻P126より)
ガイスター
- 出版社/メーカー: メビウス
- メディア: おもちゃ&ホビー
- 購入: 1人 クリック: 2回
- この商品を含むブログ (4件) を見る
どうぶつしょうぎ
- 出版社/メーカー: 幻冬舎エデュケーション
- 発売日: 2009/09/05
- メディア: おもちゃ&ホビー
- 購入: 59人 クリック: 466回
- この商品を含むブログ (95件) を見る
パッチワーク
- 出版社/メーカー: ホビージャパン
- 発売日: 2015/05/21
- メディア: おもちゃ&ホビー
- この商品を含むブログを見る
ロストシティ
- 出版社/メーカー: cosaic
- 発売日: 2015/11/14
- メディア: おもちゃ&ホビー
- この商品を含むブログを見る
バトルライン
- 出版社/メーカー: クロノノーツゲームズ
- メディア: おもちゃ&ホビー
- この商品を含むブログを見る
ブルームーン:レジェンド
- 出版社/メーカー: ホビージャパン
- 発売日: 2014/04/26
- メディア: おもちゃ&ホビー
- この商品を含むブログ (1件) を見る
服
明示されてないけどイラストの「参考」になっている商品はあるっぽい、というのが以下の例で発掘されてしまった。
P2~3巻頭イラスト「千尋(かわいい)」
画像は小学館:コミック 『妹さえいればいい。 4』 内「試し読み」より2ページ目より。
ブラウス
クロスタイブラウス*レースアップマリ…の画像 | Amavel池袋店STAFFブログ
の左側、ブラウンのもの。襟のパイピングがクロスしている、クロスタイの柄などほぼ一致。これで間違いない。
サスペンダーつきスカート
ジャンスカ!の画像 | Amavel うつのみや☆ぶろぐ
これがたぶん一番近いんだけれど、サスペンダー部分の形が違うんだよなぁ……。
表紙イラスト
カニ公のボルドーのジャンパースカート
これが一番近い……かな。INGNIっぽいんだけど、スカート部分の形状がINGNIっぽくないんだよなぁ。もうちょっと17歳くらいの子が着そうなブランドだと思うんだけど、どこだろ。(実物が存在するとは限らない)
みゃーのボーダーカットソー+白スカート
最初気軽にearthあたりでチョチョイと実物見つかるかなと思ってたけど、ボーダーの青っぽさと割合、首周りのタイトな感じなどそのものズバリは結構見当たらず。オフショルや襟口が広い鎖骨見せタイプが多かった。
今回はネタそのものが少なかったので、見つけてしまった千尋のブラウスみたいに「参考資料」がポンポン出てくるかなと思ってイラストの服も調べて見たけど、骨が折れる割に成果も微妙でしかも画像も貼りづらいので以後やるかどうかは……不明。セクシービデオの服のブランド調べていたほうが良い。
関連
前回までの感想とアイテム紹介
カラーイラストの千尋みたいな服装が好きな人向け
バージョン3.2で追加された魚をコンプリート!
ズワイガニ騒動以来のおさかな追加ということで、釣りもやってきた。追加になったのはサカサナマズ、テムノドント、シロザメ、エラスモサウルスの4種。サカサナマズとテムノドントはカーレルの氷雪洞、シロザメとエラスモサウルスは白霜の流氷野、両方とも新しく追加になった氷の領界で釣れるよう。
サカサナマズは難しくない魚なので、カーレルの氷雪洞で適当に釣り糸垂らしていれば釣れる。問題は残り3種。
テムノドント
カーレルの氷雪洞の奥の方、地底湖で釣れる。
闇竿+マデュライトルアーでは釣るの難しいしバシバシかかるというわけでもないので、闇竿改と天使ルアー引っ張り出してきて釣り上げた。
シロザメ&エラスモサウルス
白霜の流氷野で、体感20回に1回くらいかかる。コンプリート狙いの場合は、先にシロザメ、後にエラスモサウルスという計算はせずに、先にエラスモサウルスを狙いにいったほうが、どうせついでにシロザメもかかるのでオススメ。エラスモサウルスは50回に1回かかるかどうかというレアなので、かかったら確実に釣り上げるために闇竿改の★3と天使のルアーの★3を用意して挑んだ。
シロザメ。
思ったより小さいけど、水槽のサイズは「大」じゃないと入らない。水槽に入れても同じ大サイズのシーラカンスやピラルクとかと比べると見栄えしないので、釣り老師に渡してしまっても良いと思う。
エラスモサウルス。
今回とにかくコイツが引っかからなかった。ただ、白霜の流氷野ではオウムガイも引っかかってくれるので、高い装備で釣っててもそんなに赤字ということはないはず。
というわけで、67種再コンプリート!
お金が稼ぎやすくなってきて天使ルアーや闇竿改だとかもあまり高級感なくなってきたので、そろそろもっと高くて強力な竿とルアーに登場してほしいんだけれど、釣りは不人気コンテンツみたいだからなぁ。正直、今の感じだとレベルカンストもモチベーションないし、せっかく面白いシステムなんだから何かしらテコ入れしてもらいたいんだけれど。
【ネタバレ】バージョン3.2のアホみたいに強いボスたち
遺跡を荒らす魔物たち(魔獣イーギュア)は何とか自スパ+サポ3で倒した
10分03秒47、激しい戦闘だった……。
自分スパ+サポ僧侶・賢者・バトで何とか倒した。ゴールドシャワーなし、というかやってる暇なんてない。基本はスティック持ちでBG+メイクアップでガードしながらスキャンダル連打。ネクロバルサでマホカンタ、いしにんぎょうが出てきてからイーギュアまでキラポン維持。ザコにラリホーマやメダパニーマが結構通るんだけど、サポが範囲攻撃をしなくなるのでNG。
イーギュアはモンスターゾーンの閃き頼り。モンスターゾーンないと連続攻撃ですぐに落ちるのでかなり厳しい。イーギュアにラリホーマとスキャンダルが通らないので、足止めはミラクルスマイル+メイクアップで見とれ狙い。BGもすぐにはがされるので、ビッグシールドとファランクスで耐えながら必殺狙ってもいいかも。
うわーこんなボスを強い設定オンリーで用意してるのか、ちょっとやりすぎなんじゃないのと思っていた。
甘かった。
青の巨人ブルメルは自魔法+サポ3で倒した
サポ3は賢者、バト、僧侶。覚醒+早読みキノコだけ洗礼で飛ばしてもらって、あとはひたすらタコ殴り。分裂キノコ?出たら諦める。要は、分裂しないパターンを引くまでの我慢比べで、鉄板構成もプレイヤースキルもクソくらえ、HP白の時点で増えたら何やっててもほぼジ・エンド。某所には「黄色くなると増える」って書いてあるけど白くても増えるからね。もう「増える前に倒す」で一点突破することに決めて繰り返したら数回で勝てた。
氷魔フィルグレアはPT組んで自分パラ+戦士魔法僧侶の3人で倒した
誰ですかこの仕様と設定でゴーサイン出した人は。絶対テストプレーしてるでしょう。氷魔が一定の残りHP以下になると、ミラーリングしてHPをコピーしてもう1体氷魔が出てくる。片方を倒してもまたミラーリングして、もう1体氷魔が出てくる。つまり、片方を倒せば実質勝利という状況が生まれなくなり、最後まで気の抜けない戦闘になる。戦闘狂にとっては、そりゃ面白いですよ。こんな鬼畜な仕様で1体でもアホみたいに強いモンスターで、それが途中から2体になって、更にポイントを守る戦略性も必要。そりゃー面白いですよ、修正される(弱い設定ができる)前に倒しちゃいたいのがゲーマーのサガというやつですよ。面白いですよ、何度も書くけど面白いんですよ。戦線の維持、バフの管理、怒りの管理、ダメージの蓄積、必殺チャージ運、MPの管理、ポイント防衛、アホみたいに杖で殴りだすエステラさん、ああ。ああ、本当に何度もテストプレーして色んな職業で参加できて、自分くらいのプレイヤーがアイテム使いまくって苦労の末やっと倒せるあたりの難易度に仕上がってるんですわ。物凄い絶妙。よく考えるわ。
ただ、どう考えても暴挙なんですわ。わりと何度もPT組んで、一緒にコロシアムとかで遊ぶ、そこそこ以心伝心で全員最後まで前向きな気持ちを持ってプレーできる4人集まって、それもそれぞれまあまあやり込んでる人が集まって、それでアイテム使いまくって底つきかけてメンテギリギリに「パラディンだけ残って、最高のタイミングでパラディンガードをチャージして、滅びの旋風の発動が早いかパラディンガードの発動が早いかでコンマ数秒パラディンガードが勝利して、そこから世界樹の葉で僧侶とエステラさん起こしてそのまま怒り維持して逆転する」みたいなクソみたいな勝ち方しかできないわけですよ。カジュアルにサポで挑もうとしたら地獄でしたよ(後述)。意図としては「超強いけど皆さん対策練って工夫凝らして頑張って勝利しましょう!無理なら設定開放待ってね!」あたりなんだろうけれど、ここまでキツい設定にするならリリースノートの時点で「すみません超強いです簡単に勝たせるつもりありません、申し訳ありませんが開発者が『面白い』と思うゲーム作ったらこんなんなりました、本当にごめんなさい、倒せそうもない人には謝っても謝りきれませんが、しばらくの間はご理解の上お許しくださることを願います」くらい平謝りしておかないと。1.0とか1.1の頃ようなゲームじゃねーのよ、もう……。
今まで散々「普通」「弱い」でぬるま湯に浸からせておいて、これをしばらく難しい固定でしか挑戦できないのは極悪非道ですわ。
というわけで、パラ戦士魔法僧侶で「勝てた」内容をば。
最初魔法の人は賢者で参加していたんだけれど、ドルマ系よりもメラ系のほうがダメージ通るみたいなので魔法で行くことに。基本はパラと戦士で壁しながら、竜気の結晶に氷魔が攻撃を仕掛けるタイミングでパラがにおうだちしてガードする。戦士はサブ火力も兼ねるんだけれど、パラパラで必殺狙いでもいいかもしれない。持っていった耐性はたぶん全員混乱ガードだけ。氷耐性も自分パラの体上14%というショボショボと各自適当にロイヤルとかだと思う(適当)。パラに標準程度の重さがあれば、プレートインパクトで重さ下げるとヘビチャして一人で押せるようになるので、竜気の結晶防衛もできるようになるので積極的にプレートインパクトは入れていいかも。パラはバフ盛り盛りでとにかく死なないように、竜気の結晶の防衛マンをするのであります。怒ってるとミラーリングをしてこない上に、竜気の結晶の防衛も楽になるのでパラディンガードでもらった怒りも漏らさず壁して回ってダメージ蓄積。まあ、パラディンは暇なのでダメージ完全ガードが入ったら魔法と僧侶に賢者の聖水配ってた。ひっついてると無駄に範囲食らうので、常にくっついていれば良いというものではない(と思って行動してた)。ダメージアップの際は達人グランドネビュラで1000ダメージくらい叩き出せるので、やっても良いはず。氷魔の怒りの解除ルールが「怒りの対象に攻撃を通す」のようなので、その辺りも気をつけて行動すると良いかも。
負けパターン、自分パラ+サポ僧侶、賢者(戦士)、火力猫
サポを賢者と戦士と入れ替えてみたけれど、とにかくサポは「HP減ってるほう」しか攻撃しないので、ミラーリングが始まると進まない進まない。そのままジリ貧になりMP切れてパターンしかなかったので、ミラーリングの片方を一度だけ倒せたので、それをもって「自分称号:サポでミラーリングの片方を倒す」を獲得したことにして怒りの撤退。ミラーリング回数無限の氷魔をサポで倒そうとするのは褒め言葉のマゾですよ。素晴らしいと思います。
このパターンでもまだ「サポの耐性を吟味する」「宝珠をもっと特化する」「ロイヤルの氷耐性を強化する」「盾を氷耐性28%にする(700万G)」など試してアイテムも湯水のように使うこともできたんだけれど、そこまで深追いしないで「サクッと」PT組んで倒しちゃおうみたいな。全然サクッといかなかったんだけれど。
バージョン2最後のアレも自分魔法+サポ僧僧ホ+姫様で勝てたらしいんだけど、そこまでサポ勝利に固執してるわけじゃないし。次は釣りをコンプリートせねば……!
現場からは以上です。
氷魔終わってるのに参戦いただいたチーム・エクセルシオールの方々ありがとうございました!
team.excelsior.photo
「天使の3P!」4巻 ネタバレ満載レビュー感想元ネタ探訪
ネタバレあり感想
本書はこれまでの作品進行ペースからするとゆったりとした流れの一冊。やってることは霧夢・柚葉・くるみの3人のライバルバンドが登場して、コードの説明して最後に時代劇のようにライブをするのみ。子供たちではなく、ひびきPにスポットをあてた巻といった感じか。構成としてもNHKのドキュメンタリー番組「プロフェッショナル」風の語り口(後述)はニヤリとさせるスタートという意味だけではなく、「今回は響の『プロフェッショナル』である」というテーマの頭出しとも取れる。
本作全体のテーマ「少女たちの葛藤、努力、才能、成長」「その少女たちを支える主人公」の二本立てのうち本書では後者に強くスポットが当たっている。そして、本書のあとがきにもある通り「時代劇のようなお約束」で締められていて、そのお決まりこそが蒼山サグ作品の魅力であることも最早論を待たないであろう。
正直、中盤の「音楽理論」を延々リヤン・ド・ファミユのメンバーに説明し続けるシーンはちょっと飛ばし読み気味となってしまった。が、「ひびきP回」としてはここがないと締まらないので何とも難しいところ。自分なんかは学生時代にちょっとギターとか触ったことがあるし、妹がピアノ(電子)をやっていたので多少理解は早いと思うが、そもそも弦楽器に触ったことがない、どうやって音を鳴らしているのかわからないという人には「フレット」や「コード弾き」みたいな概念は理解に至らない気はする。ただ、前作「ロウきゅーぶ!」でもバスケのルール説明はしていたように、ここでちゃんと「音楽」のルール説明をしておくというのは以後の作品世界の説明・広がりのためにも重要なのかもしれない。
劇中に出てくる実際の音楽作品が、サグ先生の青春時代の90年代後半から00年代前半に集中しているのは、自分のような30代としては全然問題ないんだけれど、いわゆる「ライトノベル」のターゲット的にはどうなんですかねぇ。め、メッセージだから……?
響が黄門様、リヤン・ド・ファミユの面々が助さん・角さんと巻を追うごとに水戸黄門感が出てくる本作。次巻、ついにお銀(桜花)が脱ぐのか……!?*1
さて、ここからは毎度の元ネタ解説・考察コーナー。
各種元ネタ解説
妹の髪シャンプー職人の朝は早い
NHKのドキュメンタリー番組「プロフェッショナル 仕事の流儀」風のコピペ「ネトゲ廃人の朝は早い」が元ネタ。インタビュー形式での取材で職人芸について大真面目に語ってもらうという構成であるにも関わらず、その職人芸がくだらないというパラドックスが面白い。
ネトゲ廃人の朝は早い | ログ速@2ちゃんねる(net)
秋葉原までの移動手段(P42)
「川を越えると、いよいよ東京のどまんなか」という響の言葉からは隅田川を越えていることが推測されるなど、恐らくJR総武線各駅停車を東から西に乗っている。「東西に突き抜ける」の設定を無視しても、南側の多摩川であれば川を越えてもしばらく大田区なので都心という感じはなく、北側の荒川だと同じく北区の赤羽あたりを挟むため「川を越えてすぐ」都心ではない。西側の中央線方面から秋葉原に向かっても大きな川を越える場所はない。実際の総武線上り電車では、隅田川の前にそれより大きい江戸川を越えるのだが、それも含めての「川を越えて都心に近づいていく」なのだろう。地下鉄ではなく、乗り換えている描写もないため東京メトロ東西線や都営新宿線というのも考えづらい。
総武線の千葉方面に響と柚葉が乗っているのだとして、ではどこから乗っているのか。乗車駅は恐らく稲毛。稲毛であれば、「電車に乗ってしばらくは民家が立ち並ぶ風景」「JR総武線で秋葉原まで1本で1時間かからない程度」「川を越えて都心にたどり着く」「比較的大きな駅で、駅から徒歩圏に本屋が複数件ある」「地下鉄ではない」「路線図的に東西にまっすぐ突き抜ける路線」のすべてを満たす。稲毛より東の西千葉・千葉は響たちが住んでいる住宅街という感じはしないし、その西の新検見川~幕張本郷では「駅から徒歩圏に大きいのを含め本屋が2件ある」という街の大きさ設定からすると少し田舎すぎる。また、幕張本郷から西船橋あたりまでは沿線に畑も多く、柚葉のセリフ「進んでも進んでもおうちがいっぱい」とも合致しない。稲毛から乗ると新検見川~幕張本郷あたりまではしばらく民家が立ち並んでいるので、やはり稲毛だろう。「秋葉原まで1時間かからない」という設定にも合致する。
稲毛であれば駅近辺に教会(リトルウイング)も多いみたいなので、やっぱり稲毛かな。稲毛はいいぞ。千葉はいいぞ。
野生のメイドさん(P43)
「野生の○○」とは、ゲーム「ポケットモンスター」のフィールドマップでモンスターと遭遇した際のダイアログ「あ! やせいの ○○が とびだしてきた!」に由来するネットスラング。ある一定の場所・範囲で恒常的な「何か」が、突発的に別の場所に現れる現象を「野生の○○」と呼ぶことがある。柚葉が「野生のメイドさん」と呼ぶのは「本来であれば屋内で勤務しているはずのメイドさんが屋外で活動している」ことを指してのこと。他の例としては、プロのミュージシャンなどが動画サイトでアマチュア活動的な曲を公開すると「野生のプロ」などというタグがつけられたりするなどがある。
「女性向け」(P46)
いわゆるボーイズラブ、男性同士の恋愛などを描いた作品ジャンルの呼称の1つ。少女漫画やレディースコミックは狭義の「女性向け」にはあたらず、アニメショップや同人誌取り扱い書店などではこちらの意味で「女性向け」と表記することがある。
事案度(P71)
恐らく蒼山サグ作品を読むような人はコンテクストを理解できるとは思うが、ちょいとハイコンテクストな用語ではあるので触れておこうかと。
http://dic.nicovideo.jp/a/%E4%BA%8B%E6%A1%88
事案とは、事件や事故とまではいかないがそれなり、あるいは事件事故に発展しそうな問題にすべき物事のこと。主に警察などの行政機関が事件ほどではない不審な出来事に対して「事案」と呼称する。特に不審者情報などは各機関が防犯活動として情報を発信しており、様々な事案が周知されるようになった。
(中略)
上記のようなあまりにもナーバスすぎる現状がネット上で話題になり、あわせてこれらの情報が総じて「事案が発生」と説明するため同様の行為を行うこと、あるいは事案にされかねない行動を蔑称的に「事案」と呼ぶ。
その「ナーバスすぎる現状」を下記に抜粋。
[声かけ]男が女子小学生に「おはよう」と声をかける
[ストーカー]自転車に乗った男が女子中学生を追い抜いた
「天使の3P!」なんて1冊まるごと「事案」ではないのか。「男が本屋で『天使の3P!』を買う事案が発生」ですよ。
過去の「天使の3P!」レビュー一覧
americanboss.hatenablog.jp
americanboss.hatenablog.jp
americanboss.hatenablog.jp
*1:続刊続々の発売1年後に書く感想か、というアレ
妹さえいればいい。3巻感想&劇中アイテム紹介&TRPG設定考察
ネタバレ有り感想
メインヒロイン完全カニ公確定&みゃー+千尋がサブヒロインの様相になってきました。ただ、読先生は「ラノベ部」でも「僕は友達が少ない」でも「そことくっつけるか!?」という展開を突っ込んでくるので、ストーリーがどう進むかは果てさて。
今作の柱であるところの「主人公になりたい」という伊月と春斗の渇望。我々一般市民からすると「専業のライトノベル作家で都内に家を借りて食べていけるどころか旅行に食事に自由に暮らしている」というのは十分に「何者かになっている、主人公」である。そんな彼らと対比するように、「持たざる」一般人目線として配置されているみゃーなんだけれど、今作でのあふれだすカニ公のかわいさとみゃーの噛ませっぷりに少し心が痛くなる。同時に「持たざる者」として描かれている、噛ませのチェリービール春斗と幸せになってほしいと思っている(現時点では)。
ワンス・アポン・ア・タイムじゃなくてTRPG進めてほしかったけれど、設定が込み入りすぎてしまって展開進めづらくなってこのままお蔵入りしてしまいそう。あの「まーたアホなゲームが始まったよ、ったく、早いところ話動かしてくれないかな……」というイラ感が、読んでいくうちに「キャラの魅力にあふれてしゅごい……えっもう終わり、もっと続けてください次巻も買いますから!」に変わっていく心の蹂躙されっぷりは正直たまりません。
3巻では伊月の基地外じみた妹バカっぷりがみられなくて少し残念ではあるかな。キャラの顔見せエピソード的なものが多くなって、読みたい部分の掘り下げが少し物足りない気がする。唯一のリアル血の繋がった妹であるところの春斗妹は難しいキャラということもあってか今作では登場なし。ぷりけつ先生の展開もスロー。それでもまだ「メインが物足りない」感あるので、また大きく話が動きそうな次巻で*1もっともっとダメなままオトナになった大人たちのダメな青春を見せてください。
「ダメな青春」といえば「ファミレスで1対1」、伊月と春斗が2人で話をしている場面が「いれば」で一番好き。3人じゃダメ、ファミレスは2人じゃないと。「お前あいつのことどう思ってるの」「好きなんだろ」「つきあっちゃえよ」「何でお前がそんなこと言うんだよ」「色々あんだよ、事情が」「事情ってなんだよ」「事情は事情だよ」「なんだよそれ」。はーたまらん。ファミレス行きたい。終盤、ファミレスですべき話を家でしてカニ公に聞かれちゃったんだけれど。ファミレスへ行こう。
劇中登場アイテム紹介
引用はすべて「妹さえいればいい。」3巻より。
スレンダートーン
ショップジャパン(SHOP JAPAN) スレンダートーン プレミアム スポーツ アブベルト&コントローラー for Men STPABMWS【正規品】
- 出版社/メーカー: ショップジャパン
- 発売日: 2014/10/11
- メディア: スポーツ用品
- この商品を含むブログを見る
京の誕生日会で春斗が開けた「クリーク*2」のベルギービール
リンデマンス・クリーク
- 出版社/メーカー: リンデマンス
- メディア: Wine
- この商品を含むブログを見る
ベルギーの一部の地方でのみ棲息する野生酵母を使って1〜2年かけて熟成させ、そこにさくらんぼの果汁を加えてさらに熟成させるという、非常に手間と時間をかけて作られたビールで、アルコール度数は低めながらしっかりとコクがある。
(P74)
リンデマンスは2巻でもリンデマンス・フランボワーズが出てきていて、これも春斗が自分で飲むために持ち出している。まあ、ビールはだいたい春斗の趣味なんだけれど。
ブーン・クリーク
- 出版社/メーカー: 小西酒造
- メディア: 食品&飲料
- この商品を含むブログを見る
リンデマンスは甘みが主体だったが、こちらはまず酸味が先にあり、そこへほどよい甘さが追いかけてくる。
(P75)
この2本は作中と同じように、リンデマンス→ブーンの順に飲んでみたい。同じクリークのビールでも違いがハッキリわかると楽しそう。
「妹のすべて」4巻脱稿お疲れ様会で開けられたドイツビール
フランツィスカーナー・ヘーフェ・ヴァイスビア
【 セット 販売 】 Franziskaner ( フランツィスカーナー ) へーフェ ヴァイス ビール 瓶 355ml × 6本
- 出版社/メーカー: フランチェスカーナ
- メディア:
- この商品を含むブログを見る
酵母を濾過しないため白く濁っており、きめ細やかでボリュームのある泡が美しい。グラスもフランツィスカーナー専用の細長いもので、見た目を引き立てる。
バナナを思わせるフルーティーな香りがあり、その香りの印象どおり、炭酸の刺激は弱く苦味もそれほど強くなく、ほのかな甘みがあって非常に爽やかで飲みやすいため、ビールが苦手でもこれは美味しいという人は多い。
(P160)
じゃがいもとウインナー主体の料理が出てきたところで、意外なことに作中ではここがドイツビールの初お目見え。描かれていないところで飲んでいるんだとは思うけれど。確かに、じゃがいもとウインナーに合いそう……
だと思ったので買ってきてジャーマンポテトでいただいてみた。完璧であった。
そして、さすがイオンリカー、輸入に強い。
ヴァイエン・ステファン・ヴィタス
日本ビール ヴァイエン・ステファン・ヴィタス 大瓶 500ml
- 出版社/メーカー: 日本ビール
- メディア: 食品&飲料
- この商品を含むブログを見る
先ほどのフランツィスカーナーと同じく白ビールで、フルーティーな香りや苦味が弱く甘さ主体の爽やかな味わいは似ているのだが、アルコール度数が7.7%と高く、濃厚でリッチな飲み口がとても素晴らしい。「味はサッパリしたものがいいけど飲みごたえも欲しい」というワガママを満たしてくれる逸品である。
(P181)
これは飲んでみたい……んだけれど、これまで出てきたビールの中でも最高価格なのでちょっと手が出しづらい。グーデン・カロルス2本分。
京の誕生日会で遊んだボードゲーム
ヘックメック
Heckmeck am Bratwurmeck: Für 2 -7 Spieler. Spieldauer: 20 - 30 Minuten
- 出版社/メーカー: Noris Spiele Gmbh
- 発売日: 2005/03
- メディア: Board Game
- 購入: 3人 クリック: 10回
- この商品を含むブログ (13件) を見る
- 出版社/メーカー: アークライト
- 発売日: 2011/09/10
- メディア: おもちゃ&ホビー
- 購入: 10人 クリック: 90回
- この商品を含むブログ (3件) を見る
髑髏と薔薇
- 出版社/メーカー: Lui-Meme
- メディア: おもちゃ&ホビー
- この商品を含むブログ (5件) を見る
「妹のすべて」4巻脱稿お疲れ様会ではワンス・アポン・ア・タイムを作家3人で遊んだ
- 出版社/メーカー: ホビーベース
- メディア:
- この商品を含むブログを見る
今作も「読先生これ経費で買ってる経費で買ってる」と思いながら。まあ、自営業だと経費って税金対策でしかなくて、サラリーマンの「経費で飲み食い」のイメージとはちょっと違うんだけれど。
劇中TRPG「クロニカクロニクル」設定考察
文中敬称略。
エイジスの街
これ関連がわからなかった。ボーゲン伯爵(暴言関連?)、ロイド、シルヴィアから何か導き出せそうなネタがあるのか……?
ミッドフィールド公国
MF文庫J。「僕は友達が少ない」の発行レーベル。ランドルフは不明。ちなみにMF文庫Jの編集長は三坂泰二とのことで、ランドルフ……?
ホーンリバーの宰相ノーウェはKADOKAWA代表取締役専務の井上伸一郎のことか。MFの人の神経逆なでるようなこと言ったのだろうか、それっぽい記事は発掘できなかった。宿将ハグァーヌイは「僕は友達が少ない」のことだろう、終盤刊行ペースが落ちていたのはMFからガガガに移籍しようとして揉めていた、みたいに読める。出奔した4人の公女は、ガガガに移籍した平坂読のことか。首都ロゼッカはMF文庫J最大のヒット作「ゼロの使い魔」の愛称「ゼロ使」のアナグラム。ゼロツカ → ロゼッカ
ホーンリバー帝国
KADOKAWAグループのこと。角(ホーン)川(リバー)。絶賛侵略中。角靴軍団→角川スニーカー文庫、突脳軍団→エンターブレイン、幻想軍団→富士見ファタジア文庫。首都スズヤミはスニーカー文庫発行の「涼宮ハルヒ」シリーズの「涼宮」のアナグラム。スズミヤ → スズヤミ
ライトニング公国
電撃文庫。公都キレは、電撃の最大ヒット作「とある」シリーズの「禁書目録」と「超電磁砲」の頭文字「キ」と「レ」かな。考えたけど他に浮かばなかったし、レーベル最大のヒット作を首都におく原則からも外れてないし。「禁書目録」でインデックスって読むんだけどね!
ゴドワン王国
ドワンゴ。王都カゲーロは「カゲロウデイズ」、ひねりもないし適当なところに考えた人の「どーでもよさ」が表れている気がする。
オバラ共和国
オーバーラップ文庫。オーバーラップはメディアファクトリーの退職者で作った会社。首都ガルグリム市は「灰と幻想のグリムガル」から「グリムガル」のアナグラム。
スパーダ首長国
スーパーダッシュ文庫。交易都市ジャンプールは、超大ヒット作はないもののジャンプ系とのメディアミックスで商売する、ということか。
グランアビス王国
GA文庫。王都フォニポリカは「神曲奏界ポリフォニカ」のアナグラム。確かにニャル子さん、のうりん、ダンまちど近年勝負してきている。
ゆく馬の流れは絶えずして、しかももとの馬にあらず
グリーンチャンネルを日がな一日つけっぱなしにしておくと、朝から晩まで競馬場のコースを、パドックを、馬がぐるぐる回り続けている。しかし、その馬たちは何か同じような馬に見えても、一頭一頭違う馬なのである。
日曜日の香港国際競走中継を見たくて、引っ越ししてから接続していなかったグリーンチャンネルの配線をつないだ。弊世帯*1では、自分も嫁さんも「一歳半の息子までも」競馬中継を見るのが好きなので、レースがやっていれば飽きずに見ている。出資馬が走っているわけでもなければ馬券も買っていない、朝の1レースの2歳未勝利ダートの決勝線ストップモーションを見ながら「中、外、内の順かなー」「ああ~、中だね、中が出てるね」みたいな会話を夫婦でしている。シュンキチ(子供の仮名)はまだそういう細かいことはわかっていないので、画面が動いていれば何でも良さそうなんだけれど、障害レースで画面の向こう側から障害飛越をする画が好きなようで、「踏み切って、ジャンプゥ!」の掛け声とともにケタケタ笑っている。嫁さんは障害レースは苦手らしい。
さて、日曜日は雨だったのでシュンキチの散歩は公園に行かずに近所のイオンへ。嫁さんが買い出ししている間にシュンキチを子供コーナーへ遊ばせに行く。もちろんお金は自分を含め1円も持っていない。子供コーナーについても、ゲーム機の喧騒やアンパンマンバスみたいな「いかにも子供が好きそう」な場所は一切無視してシュンキチはエレベーターに突撃するのだ。エレベーターの扉の前に張り付いたかと思うと、障害がある人向けの下行きボタン*2を押そうとする。「乗らないからね、あっち行こうね、アンパンマンいるよ」と諭してもボタンを押そうと*3してガンとしてその場を離れようとしない。他の人の邪魔だし自動扉に手や体を挟まれると危ないので抱えて数十メートル程離れる。シュンキチを地面に降ろす。シュンキチはダッシュでエレベーターの方向へ。繰り返しなのである。ラチがあかない。どうしようもないので、大きく離れれば大丈夫だろうとフロアの反対側に運ぶと、そこにはまたエレベーターが。そこでもまた遊び出す。再度全然違う方向に運んだら、またエレベーターが。イオンの3階は御釈迦様の手のひらの上だというのか――。シュンキチさんは、どんなにエレベーターから引き離しても無限の体力でまたエレベーターに向かうのであった。
買い物をしていた嫁さんは、土曜の夜に開けたベルギービールのグーデンカロルス・クラシックが相当お気に入りだったらしく、イオンリカーで3本確保していた。確かに美味しかったし、レアな商品なので売ってるうちに確保しちゃおうみたいなことも言ったけど翌日に買い集めるとは。
【ベルギービール】 グーデン・カロルス・クラシック 330ml
- 出版社/メーカー: ヘット・アンケル醸造所
- メディア:
- この商品を含むブログを見る
家への帰り道から既に眠かったシュンキチは、帰ってからすぐにダウン。中央競馬のメインレースが終わる頃に起きだしてきて、競馬中継がついているのを見ると「やってるんじゃねーか」という顔をしながらテレビにかじりつく。いつもなら昼寝から起きると競馬中継はだいたいおしまいなんだけれど、その日は違っていた。そのまま香港国際競走の中継にハシゴ。そのまま楽しい平和な競馬中継が夜まで続く――、だったら良かったのにね、シュンキチさん。
香港マイルの中継が現地から5分のディレイで始まる。中団後ろからエイブルフレンドを引き連れて直線勝負に賭けるモーリス。最終コーナーを回って少し脚色が悪いモーリス。「ダメかっ」「ここから!」子供のことなんて完全に忘れてエキサイトする大人2人。エイブルフレンドに並ばれてから、更に加速し1馬身ほどエイブルフレンドを抑えながらグイグイ前を追いつめていくモーリス。「差せ! 差せ!」の怒号。後ろからの追撃に「そのまま! そのまま!」の大絶叫。日本の最強マイラー・モーリスは前を捕えエイブルフレンドの猛追もしのぎきり、見事にウイニングポストを先頭で駆け抜けた。「ヨッシャー!」「スクリーンヒーローすげぇ!」自分の足元に目をやると、シュンキチさんは何かもう親2人が大騒ぎしてるのが怖かったのか、嫁さんの足にすがりついていた。スマンな……、でも許してくれ、これが楽しみで生きているんだ。
そして、香港カップでも似たようなことがもう1回。逃げ切るエイシンヒカリの雄姿に再び大騒ぎする親2人。「ユタカさんすげぇ!」「ディープインパクト!」これが……楽しみで……。
子供→大人の順番で夕飯を食べ、お風呂の前にテレビをつけ、グリーンチャンネルの「重賞メモリアル」で朝日杯の過去の映像を振り返る。つけた瞬間がグラスワンダー*4の朝日杯であったのは何かの偶然か。そこから、「次の年の勝ち馬は何だったか」を夫婦2人で思い出し続ける遊びを始める。「認知症予防に良さそう」「競馬場にいるジイサンは体はボロボロだけど頭はハッキリしてる理由はこれか」などと会話をしながら「エイシンキャメロンが2着なのは思い出したけど勝ち馬がわからない」「ペリエの野郎がサイレントディールをアホみたいに追いかけて直線バタバタ、レコード決着で怒り心頭だった」「まさかゴスホークケンがこの後あんなにダメだとは……」「この後の弥生賞でマイネルレコルトとディープインパクトの馬連にしこたま突っ込んでなぁ」みたいな思い出話を一方的にしながら、番組は2014年ダノンプラチナの朝日杯まで見終わりシュンキチさんのお風呂タイム。
お風呂から上がりシュンキチさんを寝かしつけた後は、今年の6月に黒糖で漬けた梅酒を、野沢菜漬け(既製品)、レンコンとセロリの葉のきんぴら(嫁さん作)、長ネギ焼きのみりん漬け(自作)などでいただく。「競馬場の達人」の小藪回を見ながら「芸人は買い方まで視聴者を意識していて凄い」みたいなお話を。そのまま今日のレースリプレイを流しながらダイアリーにアップするつもりのレース回顧をパチパチ書いて、書き終わって歯磨きしながら嫁さんの見ている「ハイキュー!!」のテレビアニメ2期を眺めていた。歯磨きをし終えたあたりで、スパイクの練習をする烏野の面々に、スガさんが「俺も混ぜてくれ」と申し出て「トス上げてくれるんですか」ときかれ「「いや、打つほうで」」と答えるセリフをシンクロさせて「このセリフ好きだから覚えてるなー」というウザ絡みを披露。いや、嫁さん真面目に見てるんだからあからさまに邪魔だろう。拙者は翌日早いので寝るでござる、という感じでシュンキチさんの寝ている寝室へ。子供の寝相は悪い。真横に寝て布団を1つ占拠されていたので、ナナメに寝る羽目に。これが地味にキツいのよね……。
「諸行無常」であるからこそ、その無常を書き留める。ここで切り取った2015年12月13日も、無常なものから常なるものへと少しは近づいたのではないか。